(第1問)総合問題
比較貸借対照表、利益処分、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、期中・決算整理事項からそろぞれの空欄を解答する出題です。
税理士試験・簿記論でははじめてのキャッシュ・フロー計算書の出題でした。
直接法によるキャッシュ・フロー計算書の出題であり、キャッシュ・フロー計算書の出題という要素以上に勘定推定を問う出題であったといってよいでしょう。
(第2問)個別問題4題
問1 建設業会計(工事進行基準と工事完成基準)
問2 連続意見書方式による売価還元原価法および売価還元低価法
(第3問)総合問題
製造業を対象とし、月中取引、決算整理事項から損益計算書、貸借対照表、製造原価報告書を作成する問題。
月中取引、消費税、税効果があるのは、前年と同様ですが、解答形式がこのところみられなかった財務諸表になっています。
相変わらず量は少なくはありませんが、難易度はやや低めといったところかもしれません。