一番大きな理由は、適当なテキストがないという点かもしれません。
試験向きのテキストがない場合、あまりにも学習上のムダが多い気がします。
この意味では、通信にも意味はあるでしょう。
もっとも私の場合には、「通信」と名のつくものは、続いたためしがありません(残念)。
どちらがよりベストかという判断は可能性とは別に考えるべきでしょう。
通学のメリットは、なんといってもモチベーションの維持にあると思います。
独学が可能であるかの一つの基準は、それなりの方法論をもっていることではないかと思います。
独学で補正がきかないのは、「知識」ではなく、むしろ「方法」ではないでしょうか。
通学では、講師の話を聞き、周囲の受験生の学習のスタイル等をみることができます。
これも通学での大きなメリットでしょう。
しっかりとした知識を身につける「方法」があるか、または、その「方法」を模索することをいとわないのでなければ、独学は恐ろしい程の遠回りになる可能性があると思います。
独学でいくにしろ、通信・通学を選択するにしろ、最初のスタイルを貫くというのもいいのかもしれませんが、ダメなら変えてみるって感じでもよいのではないかと思います。
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財務諸表論が改正されると聞いたのですが、財務諸表を学ぶにあたっては、まず、簿記論をさらった後で始めるべきなのでしょうか。
双方は類似する箇所が多いと聞いたのですが、どちらから始めるべきなのでしょうか。
アドバイスをよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
税理士試験では来年度の変更点は大きいかもしれません。
財務諸表論の変更点は大きいと思いますが、簿記論の影響も少なくはないと思います。
簿記論と財務諸表論は、もともとは一つの分野(財務会計)を計算(簿記論)と理論・表示(財務諸表論)にわけた感じですので、基礎となる部分は、同じといってもよいかもしれません。
共通的に学習する部分も多く、半分は言い過ぎかもしれませんが、何割かは、完全にかぶっています。
どちらからという点については、一般的には、簿記論かと思います。
計算科目(理論が入らない)簿記論を先に受験する方が多いといってよいと思います。
もちろん理論が得意かどうかも影響するでしょうが。
ただ、時間が許すのであれば、同時受験を視野に入れた方が効率はよいのではないかと思います。
簿記論と財務諸表論の関係が把握できまして、とても参考になりました。
簡単な履歴ですが、現在、会計事務所でパート勤務をしておりまして、そちらで、昨年の簿記論の速習講座(通信)を譲って頂きました。(スキルとしては簿記2級を取得)
そこで、再び質問になるのですが、財務諸表論の改正の影響を考慮しても、簿記論を学ぶ際に昨年度の教材を使うのはあまり好ましくないのでしょうか。
できれば、この夏に合格したいです。
ご指導をよろしくお願いします。
まだ、若干流動的(試験の概要の公表はまだ)なのですが、私は、大丈夫と予想しています。
むしろ2級からですとしっかりと効率よく学習をすすめる必要があると思います(こっちのが大事かもしれません)。
テキストを譲っていただいた方に感想を聞いたりするのもいいかもしれませんね。
頂いた教材で頑張ります。
<m(__)m>
今後ともご指導をよろしくお願いします。
どういったものでしょうか。
ご質問がよくわからないですが、今年の試験を受験されるのでしたら、既存の環境でできるかぎりがんばってみてくださいね。
突然の書き込みすみません。
税理士受験生のまりと申します。
ブログ拝見させていただきました。
来年、簿記論を受験する予定なのですが、
知り合いから、2004年版のテキストを
譲ってもらえそうなのです。
予算の関係もあり、直前期5月までは、
このテキストを利用したいと思っているのですが、2004年版のテキストでは古すぎますか?
大変お手数をお掛けいたしますが、アドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
ちょっと、記憶が微妙なんですが、2004年版ですと、減損あたりが微妙だったかもしれません。
このところ毎年のように若干は変更が入ったりしますので、変更点をきちんと把握していないとすれば、二度手間になってしまう部分が出てきてしまいますので、ちょっとアレかなあという気がいたします。
少なくともその手前(せめて年明け?)で来年対応のテキストや問題集を手がけた方がよろしいのではないかという気がいたします。
そうですね。
来年度は消費税法のリベンジがかかっているので、今年は簿記論はどんなものかを押さえて、再来年度からと考えると、やはり、専門学校に通い、新しいテキストを手に入れたほうが良いのかなぁと感じました。
どうもありがとうございました☆
お返事がおそくなりすみませんでした。
お聞きしたいことがあるので、よろしくお願いします。
一つ目は、自分は、来年の簿記論の受験を考えている者です。問題集として、平成17年度版の物をもっていて、それを使って勉強しています。会社法の改正等によって、問題集としてはあまり使えないですか?
二つ目は、財務諸表論の独学も考えています。自分は、2年前に簿記1級をとっているのですが、特に理論の勉強について市販の物で間に合うかということが心配ですが、どういった所に気をつけて勉強すればよいでしょうか?
よろしくお願いします。
簿記論に関しては、変更点を把握していれば、つなぎ(あくまでもつなぎです)としては使えるといった感じではないかと思います。
財表の計算の変更は、影響がかなり大きいのではないかと思います。
理論はそろそろ新しいものが出始めているのではないかとも思います。
勉強方法は人様々ではないかとも思いますが、財表の場合には、ある程度、理解に重点を置く点と徹底的な会計基準重視がよろしいのではないかと思っています。
もし、大学の先生の書かれた本をご使用になるなら、その本と心中するくらい読み込めば、ほぼ間違いなく大丈夫だと思います(←って、それが難しいですが)。
簿記論について、平成17年度の問題集を中心に解いていこうと考えているのですが、それは、個別問題だけです。総合問題は別に、最新版を使いながら改正点を確認していくことで対応はできないしょうか?
対応できなくもないといったところではないかと思いますが、あくまでも変更点を把握していないと二度手間になってしまう部分がでてきてしまうとは思います。
簿記論についての変更については、よろしかったら下記について参照なさってみてください。
http://bokiron.livedoor.biz/archives/50563396.html
いずれにせよ現状では、繰延資産や社債(これが案外慣れが必要かもしれません)を含んだ個別問題集は市販されていないようですので、後追いにならざるを得ないかもしれません。
ところで、財務諸表論の勉強を独学で勉強する時の良い参考書があれば教えてください。よろしくお願いします。
大学の先生の書かれたものでいける(苦にならない)のであれば、(私であればですが)次あたりを基本書にしているのではないかと思います。
桜井久勝先生の「財務会計講義」
加古宣士先生の「財務会計概論」
これに、やや厚手の本を参考に用いるという感じかもしれません。
武田隆二先生の「財務諸表論」
広瀬義洲先生の「財務会計」
今年は、会社法元年でもありますので、会計人コースや税経セミナーといった雑誌も有用かもしれませんね。
ただ、本当に金がなく・・。家計からひねり出せないので、去年の教材をオークションか何かで買い、直前気までにお金ためて、直前講座に出ようと思っています。
改正点等の話題が上がっていますが、結局のところ私の方法では無理なのでしょうか?
本当に困っています。
どうしたらいいか是非教えていただければと思います。よろしくお願い致します。
質問をさせていただいても宜しいでしょうか?
簿財を独学で勉強する場合の良いテキストは何かありますでしょうか?
初学者なので内容をみるとかそういうことで是非の判断がつき兼ねるので・・・。
ちなみに来年の受験をと考えています。